いきつけのカフェはどの様に選んでいるのでしょう?
こんにちは。アイドリングトークコンサルティングの伊藤です。
ここ数年、カフェの創業相談案件がとても増えました。
新たにカフェで創業しようと考えている方も少なく無いと思います。
また、自店舗にカフェやイートインコーナーを設けようと思っている方もいるでしょう。
さらには、差別化を進めて、もっと魅力的なカフェにしていきたいと考えている方もいると思います。
今日の記事は、そんな方向けです。
今回も100人30秒アンケートを実施しています。質問対象者、質問内容は下のとおりです。
アンケート対象者:女性限定
質問1:あなたがいきつけのカフェを見つけたきっかけ
質問2:なぜ、そのカフェがいきつけになったのでしょう?
質問3:あったらうれしいカフェのイベントデー(複数回答可)
質問4:1回あたり使う金額
その内容の概要については、いつもどおり3分ほどの動画にまとめておりますので、ご確認を<m(__)m>
そもそもカフェを見つける「きっかけ」って何?
どんなお店も、自分のお店をまずは見つけてもらうことが第一歩です。
でも、どんなきっかけでお客様は自分のお店(カフェ)を見つけるのでしょうか。
当たり前のことですが、なかなかアンケート調査結果も転がってませんでしたので、この際聞いてみました。
やっぱり、カフェで重要なのは店頭販促であると感じました。
少し、小難しいことを紹介しますと、お店には「店舗の5機能」というものがあります。
・選択機能
・演出機能
・訴求機能
・誘導機能
・購入促進機能
これを意識しつつ、どの機能を強化すると、どんな効果(新規顧客や単価のアップなど)が見込めるか検討していくと面白いです。
5機能の詳細は、後日書いていきたいと思います。
しかし、初期認知が、ネットよりアナログの方が多いとは、少しびっくりですね。
いきつけのカフェになった理由
圧倒的に多かったのは、「雰囲気・過ごしやすさ」です。
では、お客様の自由記述を紹介します。
私が通う理由(自由記述を抜粋)
・お店のインテリア、カップなどが重厚な感じでセンスが良く、とても心地よい(鳥取県 30代)
・一人でいって心地よく、ソファーなどがとっても気持ちよくゆったりできる(兵庫県 40代)
・静かな空間で、落ち着いて自分の時間が過ごせるため(北海道 30代)
・落ち着ける空間で、1人でもくつろげる席が用意されている(愛知県 20代)
・お店の解放感ある明るい雰囲気と、落ち着いた静かな環境だから(兵庫県 40代)
雰囲気重視の方の中のコメントで一つ目立ったのが「静か」というキーワードです。
雰囲気のとらえ方の一つに「おしゃれ」×「静か」×「ゆったり」がありそうですね。
カフェにあって欲しいイベント
複数回答を可にしたこの質問の結果は、レディースデーという回答が多かったです。
ちなみに、レディースデーを設けるかどうかは別として、イベントを設定した場合の認知方法として、
・継続的に曜日を固定する
というやり方があります。
POSなどで、女性に人気のメニューや季節変動などが分かってきたら、レディースデーにぶつけて固定客化を進めるのも面白そうです。
一回あたりカフェに使う額
これに関しては、1,000円以上が一番多かったのですが、注意点としてクロス分析してみると、来店頻度が低い方、特に数か月に1回とか1ヶ月に1回の方が多かったことです。
詳しい数字は動画で確認できます。
おそらく、「自分へのご褒美」として店舗利用している方も多いのだと思います。
一方で、あまり地域性で使う金額の差は感じなかったですね。
「来店頻度×価格」という切り口で見ると、来店頻度が高い方は、やっぱりコスパを考えている方が多かったです。
多くとも700円以内に抑えたいなーと思っている方が多いのではないかと思います。
このことからも、レディースデーを望む声が大きかったことは、「なるほどなー」と感じました。
では、またのアンケートに期待してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!