みなさんは、看板には距離別に種類があるのを知っていますか?
この記事では、距離による看板の役割を説明していきます。
記事を読んで、看板の役割を理解し効果的な看板の設置、活用をしてくださいね。
看板には、お客さんから見える距離によって効果的なものが違います。これを知っておくことで、適切な看板の活用が出来ることになります。
看板は距離別に長距離看板、中距離看板、短距離看板の、3つに大別されるということを知っておきましょう。
【解説動画】
距離別の看板は三つに大別
長距離看板は、お客様が約15メートルから50メートルで見えるもの、中距離看板は約5メートルから15メートルで見えるもの、短距離看板は約1メートルから5メートルで確認出来る看板のこととなります。
距離別看板の役割
次に、各看板の効果的な役割について説明します。
長距離看板では、業態を強調し、存在をしってもらうことが必要です。
ここに、焼き肉店がある、クリーニングがある、マッサージがあるなど、どんなお店があるかをお客様に気づいてもらうことです。
その種類として、袖看板、ポール看板、懸垂幕等があります。
中距離看板
中距離看板では、お客様の眼を止め、興味を深めてもらうことが必要です。
そのためには、お店の印象を強化して、お客さまに記憶にとどめてもらうことが重要です。この段階では、お客さまの購買意欲はそこまで高くないので、ちょっと気になると、記憶にインプットしてもらうことこそ、その目的になります。
看板の種類として、袖看板やパレペットサイン、ファザード、のれん、のぼり等があります。
短距離看板
最後の段階である、短距離看板です。こ
の段階で看板を見ようとするお客様は、購買意欲がとても高くなっている状態になっているので、さらに詳しいお店の情報を知りたくなっています。
そのため、商品やサービスの価格や特徴など、自分にとってのメリットを文字情報で探します。
短距離看板では、お客様に、その価値、つまり、あなたのお店を選ぶメリットをしっかり伝えていきましょう。
サティスファイザーとは
そして、サティスファイザーを満たすことで入店や購買につながります。
サティスファイザーとは、お客様が「現段階では最高とは思わないけれど、たぶん満足できると感じるポイント」のことをいいます。
短距離看板では、商品やサービスをお客様に選んでもらう最終局面のひとつとなり、売るための、成功失敗の分岐点にもなります。
活用する看板の種類とすれば、A型看板、ブラックボード、L型看板などがあります。
まとめです。看板は距離別に三段階に大別され、その役目が違います。
まずは、長距離看板で、その存在を知ってもらいましょう。次に、中距離看板で印象を強化し、興味を惹きましょう。
最後に、短距離看板で価値訴求を行い、サティスファイザーを実現しましょう。
もちろん、場所や費用により、長距離、中距離、短距離のすべての看板設置が可能な場合だけではありませんよね。ただ、限られた制約の中でも、短距離看板の打ち手をいくつか組み合わせて活用することで、効果が期待出来る打ち手も多くあります。店頭販促マーケティングの動画を確認したうえで、検討・試して見て下さい。